ブログを始めるにあたって、まずは自己紹介めいたことから始めます。
私は50代半ばの東京在住で、２回の転職を経て、今の会社に入りました。
以前勤めていた会社は小規模で、もうなくなっていますので、転職した
ことは結果的には間違っていなかったのだと思います。
振り返ってみると、現在の会社によく入れたものだな、と感じています。
私が転職した90年代後半は、まだまだ転職が珍しい時代でした。
もちろん、ネットはここまで普及しておらず、毎週月曜日の朝刊に掲載
される広告を見て、本当にたくさんの会社に応募していました。
先日、断捨離をしていた際に、その時の応募書類が出てきて、我ながら
驚きました。こんなにたくさん受けて、そして、落ちていたのに、
私なんぞを拾ってくれた現在の会社には感謝しています。
もちろん、今よりも採用基準も緩かったのでしょう、笑
今の20代、30代の方々が、軽やかに会社を変わり、起業したりしている
のを目の当たりにすると、時代が変わっているんだな、と感じます。
一つの会社で長く勤めること、転職したり起業したりすること、どちらが
良いのか、正解は一つではないと思います。
ただ、個人的には、いずれの選択をするにしても、自身の市場価値が
どのくらいなのか、については常に意識する方が良いように思います。
いわゆる「大企業」にいきなり就職すると、その中で価値を上げていく、
出世していくための力をつけることが優先されます。
もちろん、それはそれで大変なことなのですが、「大企業」内における
価値が、市場における価値を一致するとは限りません。
一つの会社に長く勤めるのであれば、自分自身が外に出ても認められる
価値を身につけていく、その上で同じ会社にいる、という選択が良いと
日頃から感じています。
私の年齢となると、市場価値とかけ離れた処遇を受けているのでは、と
思うことが少なくありません。リスキリング、ジョブ型雇用といった
ワードが頻繁に聞かれる時代になりました。自分が求めらる人材である
ためにも、常に学びの気持ちは忘れずにいようと思います。
